2013/10/08カテゴリー:

超音波エンボスラミネート加工異素材不織布の積層貼り合わせやフィルム・紙なども含めた多層シートをエンボスラミネートする超音波エンボスラミネート機を導入しました。熱可塑性素材であれば、超音波の原理により自己の持つ融点丁度で溶融します。そのため、素材の構成や順序をさほど配慮せずに融着ラミネートを行うことが可能です。

熱エンボスラミネートのようにエンボス周辺まで硬化することがなく、貼り合わせによる素材機能の低下を最小限に留めることが可能です。

例:フィルター用途として

超音波エンボスラミネート機を用いれば、気体や液体の流速を損なうことなく機能素材の積層化加工が可能です。コットン・パルプ・レーヨンなどの溶融しない素材であっても、溶融素材に挟めばエンボスラミネート処理を行うことができます。

ニチドーではこのような様々な素材や製品の企画提案・製造を行っています。
受託加工も可能ですので、様々な分野からのご相談をお待ちしております。